第93回健康福祉塾  平成23年7月16日(土)
第93回 健康福祉塾
〜熱中症(熱射病)とは?〜

H23年7月16日(土) 13:30〜15:00 シーザル多目的ホールにて、講師 宮原伸二氏(シーザル理事長 青木内科小児科医院 医師)により、熱中症(熱射病)とは?のテーマ(題目)で健康福祉塾を開催致しました。当日はうだるような暑さ(32℃)、昨年の猛暑を思い出される日でありましたが、多数(30名)の方が参加され、質疑応答もあり活発な福祉塾となりました。簡単ではありますが、熱中症(熱射病)について学んだ重要ポイントを以下のようにまとめました。

@熱中症になったら
■冷やす → 水をかける。(霧吹きなどで水をかける)
うちわ等で扇ぐ。一気に水をかけるとショックが大きいので、冷たい缶ジュースや氷枕などを腋の下、股などの動脈が集中する部分にあてて冷やすのが良い。
■塩分をとる → 水分とナトリウム(塩)

A日常生活で発生する熱中症は、炎天下も室内もほぼ同じ
■高温多湿の環境下に注意 
キッチンでの調理中 炎天下での歩行中 スポーツ中 バス停での待ち時間など
(背の低い子どもは、炎天下の照り返しを浴びやすいので特に注意が必要です)
■発症環境は、日常生活・レジャーに多い。
■温度・湿度の管理を → 【室温27〜28℃‘外気温より-5℃’ 湿度60%】
〜温度計・湿度計の設置が必要〜

B水ばかりをガブガブ飲み過ぎるのも問題
■汗を多くかいたときは、体から水分とともに塩分も失われます。水分補給は大切ですが、水ばかりを摂取していると、血液中のナトリウム(塩分)濃度が低下し、倦怠感やこむろがえりが起こる場合もあります。ミネラル分も補給できる経口補給水
(大塚製薬 OS-1 200円/本 ゼリーもあります。)やスポーツドリンクがお勧めです。

とっておきのレシピ!
◎経口補給水をつくろう◎◎◎◎◎◎
水1gに対して砂糖40g 塩3gを用意します。ペットボトルなどに用意したものを入れて、あとは混ぜるだけ!

Cまとめ
■成人の体重の60%が水分。高齢者は50%に減少する。
→ 脱水・熱中症にかかりやすい。
注意! 汗をかいていないとしても、体温が高くなくても熱中症の可能性はある。
脱水していれば、汗をかくことができない。
■体内の水分と塩分(ナトリウム)の不足で起こる。
→ 水分のみではなくナトリウムを補給する。
■熱中症の予防
・涼しい服装をする。
・塩分を含んでいる水分を補給する。
(昆布茶、スポーツ飲料、OS-1、水分+梅干など)
・十分な睡眠をとる。
・蒸し暑い場所や炎天下は避ける。
・気分が悪いときは我慢しない。周囲の人に訴える。
・食事にも気配り 食欲を落とさないさっぱりしたもの。

バランスの良い食事【3つの成分(糖質 脂質 タンパク質)】
血流が薄く貧血になりやすいので、胃の許す範囲でタンパク質(肉、魚)の摂取を心掛ける。

※自覚症状で熱中症だと感じることはまずないとのこと。自分で大丈夫だと思っても「おかしい」と思った時にはもう遅い可能性があるので、上記を参考に十分注意する必要がある。と…先生から熱中症での注意点や予防対策について話がありました。
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